大学受験の学習管理あれこれ / 執筆:元・東進校舎長
映像授業の塾選びをするとき、必ず候補に入るのが
「東進ハイスクール」「東進衛星予備校」。
映像授業のパイオニアであり、個人的にも非常におすすめの映像予備校です。
ただし、東進は“誰にでも”向くわけではありません。
多くの生徒が東進で成功する一方、うまく活用できずに伸び悩むケースも一定数あります。
この記事では、東進の校舎長として数百名の生徒を担当した経験をもとに、
“東進に向く生徒・向かない生徒”を徹底解説します。
まず前提:「東進ハイスクール」と「東進衛星予備校」の違い
詳細は別記事にまとめています。
➡ 【東進の元校舎長が解説】東進ハイスクール・東進衛星予備校ってどんな塾?
ここでは本題の「向き・不向き」に絞って話します。
【結論】東進は「学習管理能力の高い生徒」に圧倒的に向いている
東進の映像授業をもっとも効果的に使えるのは、
自分で計画を立てられるタイプの受験生
です。
■ 自分で進められる生徒には東進は最強の塾
東進の強みは
- 業界トップレベルの映像授業
- 高速マスターによる基礎力の爆伸び
- 早期から大学受験レベルの学習ができる
という“学習素材の質の高さ”です。
そのため、
授業→復習→演習
という流れを主体的に回せる生徒は、間違いなく伸びます。
● たとえばこんな生徒が伸びる
私が東進校舎長をしていた時、
難関国公立大・私大に合格した生徒の多くは、
- 自分で「受講計画」を作れる
- 映像授業に依存せず、演習を増やせる
- 必要に応じて科目の優先順位を変えられる
こんな共通点を持っていました。
● 授業を活用する“センス”のある生徒
たとえば、
「東進では現代文だけ受講して、他は自習室で鍛えた」
という生徒もいます。
ようするに、
授業・教材・学習環境を“選び取れる”生徒
は東進と相性が抜群です。
東進のメリットは「映像授業の質」+「基礎力の底上げ」
東進を語る上で外せない2つの武器があります。
① 映像授業の質が高い
東進講師陣の授業は、日本トップクラス。
特に難関大を狙う層には強烈なアドバンテージになります。
② 高速マスターが反則級に優秀
英単語・熟語・文法の習得スピードは、他塾より圧倒的に早い。
“受験勉強の土台”を一気に固められます。
【向いていない】学習計画・管理が苦手な生徒は要注意
ここが最重要ポイント。
東進は、授業が強いタイプの予備校です。
校舎によって運用の差はありますが、
全体的に「自走できる生徒向き」の構造になっています。
■ よくある伸び悩みパターン
● 授業だけ受けて満足してしまう
映像授業は“見てるだけ”でやった気になる。
復習や演習が不足すると成績は伸びません。
● 英単語だけ遅れるパターン
よくあるのが、
「高3夏に入塾 → 英単語がまだ終わってない」
というケース。
単語力不足は、そのまま
- 長文が読めない
- 文法が分からない
- 模試で点が取れない
に直結します。
● どこに課題があるか自分で判断できない
同じ英語の偏差値でも、課題は人によって違います。
- 単語
- 熟語
- 文法
- 構文解釈
- 長文読解
このどこが弱点なのかを
自分で分析できない生徒は東進が合わない傾向があります。
【元校舎長の実体験】授業だけでは“絶対に”伸びない理由
東進の授業は本当に良い。
ただし、授業は“材料”でしかありません。
伸びる生徒は、
- 授業を受ける
- 復習する
- 問題を解く
- 次の授業へつなげる
というサイクルを自力で回せます。
一方、
「受講数=勉強量」と勘違いする生徒は例外なく伸びません。
授業を消化するだけでは合格には届かない。
これは校舎長時代に何度も見てきた事実です。
【まとめ】東進は“ハマる人には最強”、合わない人には厳しい
✔ 映像授業の質はトップ
✔ 高速マスターは受験基礎を最速で固められる
✔ 自分で管理できる生徒は大きく伸びる
✔ 反対に、管理が苦手な生徒は落ちやすい
これが“東進という塾の本質”です。
(学習管理メディアとしての提案)
映像授業は優秀ですが、
「授業だけで伸びる生徒」は全体のごく一部です。
- 何から勉強すればいいか分からない
- 科目の優先順位が決められない
- 計画を立てても続かない
そんな生徒は、
授業とは別軸で“学習管理サービス”を併用することで
成績の伸びが一気に安定します。
「東進+学習管理」 の組み合わせは相性抜群です。
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